☆ゆめ通信2025締めくくり
2学期もまもなく終了します。今日から期末懇談会が始まります。3学期に向けて、2025の締めくくり、2026年度に向けて、今みなさんが何をするべきかを考える機会にしてほしいと思っています。
今月の「ゆめ通信」、重要です。紹介しておきます。
【2学期をふり返る】
今日から期末懇談が始まり、2学期も終わろうとしています。懇談では成績個票を見ながら、2学期の自分自身をふり返る時間があります。この4ヵ月で自分ができたこと、できなかったこと、がんばったこと、がんばれなかったこと、しっかりと向き合ってみましょう。“失敗は成長のもと”です。失敗を失敗で終わらせず、のびしろとしてとらえて自分の力に変えていってください。
冬休み中はゆめ教室の開室はありませんが、3学期前に「学び直したい!」という人は先生たちに相談してみましょう。
【3学期、最初のテストは…】
3学期が始まってすぐ、3年生は9日(金)に最後の実力テストがあります。私立高校入試を直前にひかえ、勉強してきたことの確認のテストになります。また、最終的な公立入試の受験校を決める判断材料にもなるでしょう。言うまでもなく、大切な大切なテストです。
1、2年生は14日(水)に大阪府チャレンジテストがあります。これは、大阪府の中学生がこの日に一斉に受験するテストで、今現在の自分の実力が試されます。いつもの学校のテストよりもどの教科も文章量が多いのが特徴で、考えさせる問題がたくさん出題されます。対策をしすぎる必要はありませんが、全くしていないと戸惑う(とまどう)可能性があるので、事前に問題の傾向は知っておくべきです。冬休み中に、過去2年分ぐらいの過去問には取り組んでおきましょう。インターネットから過去の問題は見ることができます。
始まってすぐのテストは気がめいるかもしれませんが、冬休みに自分が成長するための目標を設定して、がんばってみてください。
【スマホ緊急事態宣言】
2学期に行った生徒のみなさんへのアンケートでは、スマホに関する内容で心配な結果がでました。「ふだん(月~金曜日)1日に、およそどれぐらいの時間、学習以外(ゲームやSNS等)にスマートフォンやタブレットPC等を使っていますか?」という質問、つまり、「平日にどれぐらいスマホ等を使っているか」という質問ですが・・・。『4時間以上』と回答した人が1学期[28%]だったのが、2学期は[32%]となり4%増えています。全校生徒の32%といえば、約140人。それだけの人が、学校生活を終えた平日の短い時間の中で4時間以上もスマホにのめりこんでいます。合わせて、「学校の授業時間以外に、1日当たりどれぐらいの時間、勉強をしますか?」という質問に対して、『全くしない』と回答した人は1学期の[9%]から[14%]に増えています。
これは、とても危機的な状況です。4月に全学年の総合の時間に、スマホと学力の関係について学習をしてもらいました。
「スマホを使った時間分、勉強時間が少なくなるから学力が下がる」はもちろんですが、「スマホを使った時間分、取り戻そうと勉強時間をのばしても学力が下がる」という研究結果があることを忘れてはいけません。脳がパンクを起こして、どれだけ勉強を頑張っても力になりにくくなります。
(文→クギモト)
32%というこの数字は全国平均の2倍近くになる国内でもワーストに近い値(あたい)であることが予想されます。この状況を緊急事態ととらえることのできない生徒の多さもあわせて緊急事態ととらえています。1,2年生のみなさんは今からでも間に合います。3年生のみなさんは一刻も早く実行してくださいね。
期末懇談会で配布予定の「保健だより」にもスマホと学力について掲載されています。参考にして実践(じっせん)してください。