校長ブログ

☆“ 健康 ”=“心も体も良好な状態”

 7月に入って1週間が経過しました。早いもので1学期に登校する日もあと8日となりました。7月の道中スタンダードは

“ 健康 ”=“心も体も良好な状態”

(1)生活習慣を整える努力をすること!

(2)気持ちを表出する努力をすること!

(3)マナーを守る努力をすること!

 長い夏休みに向けて心がけなくてはならない大切なことですね。これらを継続して実行するのは簡単なことではありません。夏休みの間、“心も体も良好な状態”を保つヒントが今月の「保健だより」にありましたので紹介しますね。

〇夏こそ、早寝・早起き・朝ごはん

 楽しく夏を過ごすためには「早寝・早起き・朝ごはん」がおすすめです。暑い日は、それだけで疲れるもの。部活動や外での活動をする人は、自分が思っている以上に疲れているかも!?そんな時はいつもより早めに休むのがおすすめです。ぐっすり眠れば、朝はすっきり起きられるはず。朝ごはんも美味しく食べられるでしょう。すると午前中から元気に活動できます。

 

 これって、あたりまえのことが書かれていますが、みなさんのような成長期に実践するのとしないのでは、これからの人生に大きな違いが出てくる可能性があります。実践よろしく!

 さて、もう一つ「保健だより」で話題になっていたスマホと脳の関係を紹介します。

 

〇スマホやゲームの過剰使用は「脳」にダメージを与えます。

 保健だよりや、先日の「みんいく講座」にも紹介がありましたが、ゲームやスマホなどの電子メディアの使用時間をなるべく減らすことは、脳(主に、前頭前野・海馬)へのダメージを食い止めるために大変重要なことです。
 楽しくて夢中になってしまい、あっという間にやめたくても自分でやめることができない「依存症」という病気になってしまう人が増えています。一度「依存症」になってしまうと、治療はとても難しいといわれています。だからこそ、予防対策が大事なのです!
 2・3年生は昨年度学習しましたが、脳の「前頭前野」という部分は、良好な人間関係を作ったり、自分の欲望や感情を抑えたりする働きがあります。スマホやゲームに依存すると、この「前頭前野」がうまく活動できなくなるので、イライラしやすくなったり、一生懸命勉強しても学習効果が上がらなくなってしまいます。 アップル創業者スティーブ・ジョブズも、マイクロソフトのビル・ゲイツも自分たちの子供にはデジタルツールを触らせないようにしていたそうです。
 もうすぐ夏休みです。夏休みは自分で自分の行動を管理しなければなりません。自分で自分の脳をしっかり守れる人になってほしいと思います。